STEP⑥不動産売買契約の締結

こんにちは、みさと不動産プラスの中原です。

購入希望者から「不動産購入申込書」を受領し、価格や引渡し等の条件について調整を行います。売主様、買主様間で合意に至ったら、売買契約を交わします。

今回は「売買契約締結までの流れ」について解説いたします。

不動産購入申込書を記入するにあたり確認する事項は？

添付の「不動産購入申込書」を見ながら確認しましょう。

１．購入希望価格

購入希望者の資金計画にもとづき、希望する購入価格が提示されます。

２．代金の支払い条件

手付金：売買契約締結時に支払われるもので、売買価格の5～10%程度が一般的です。

残代金：売買価格から手付金を差し引いた金額が記載されています。

３．契約・引渡し希望日

契約締結希望日：購入希望者の契約締結希望日が記載されています。申込書提出日から３日～７日以内になることが一般的です。

決済希望日：購入希望者残代金支払いが可能な日です。法務局や金融機関が営業している平日の午前中に設定します。（遅くとも午後1:00までに設定します）

引渡し希望日：一般的には、決済日と同じ日になります。例外で、決済日と引渡日が異なる場合もあります。

参考記事･･･【みさと不動産プラス知っトク情報】マンションを売却したお金で新築戸建を購入したい！でも引越しは1回がいい･･･そんな時は「引渡し猶予特約」を利用！

４．融資利用予定の有無
住宅ローン等の融資の有無が記載されています。

５．その他の希望条件
購入にあたり、希望する条件が他にある場合、記載されます。

契約条件の調整ができたら、不動産売買契約は下記のような流れで行います。

不動産売買契約にあたって必要な書類がありますので、契約の流れを理解してあらかじめ準備をしておきましょう。

不動産売買契約時にご用意いただく書類・金銭等

・実印、印鑑証明書（共有の場合各々）※印鑑証明書の有効期限は３ヶ月以内

・登記済権利証（登記識別情報）

・固定資産税等納税通知書

・本人確認書類（免許証・パスポート等）

・売買契約書貼付印紙

・仲介手数料（半金）（残金決済日一括の場合もあります）

※ご本人（共有者含む）が出席出来ない場合ご本人（共有者）の委任状と印鑑証明書および代理人の印鑑・本人確認書類が必要となります。なお、委任状については、当社で作成しお渡しいたします。

参考記事･･･【みさと不動産プラス知っトク情報】不動産売却時に必要な書類は何？？

不動産売買契約時の主な説明書類は？

・重要事項説明書

不動産会社には、売買契約締結前に、売主様・買主様に「重要事項説明書の説明」を行う義務があります。「重要事項説明書」は宅地建物取引士が説明しないといけないもので重要な書類になります。対象不動産の権利関係、法令上の制限、契約解除に関する事項、その他重要な事項などがあります。

・付帯設備表、物件状況報告書

不動産売買契約書には、売主様が生活してる上で知り得た、過去の欠陥や不具合、設備の故障状況を買主様にお伝えする義務があります。どういう設備を引渡し、物件の状況がどうなのかを、付帯設備表・物件状況報告書に詳しく記入し、買主様にご説明します。

・不動産売買契約書

一番大事な「不動産売買契約書」です。売買契約書の記載内容は「重要事項説明書」を重複してる項目が多いですが、最終確認のつもりで、よく説明を聞きましょう！売買契約書の説明が終わり内容が理解できたら、署名捺印を行います。

もう少し細かい流れは下記参考記事をご参照ください。

参考記事･･･【みさと不動産プラス知っトク情報】不動産売買契約締結当日の流れは？

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