トルコ大地震・・・なんでこんなに建物が倒壊・・・

こんにちは、みさと不動産プラスの中原です。

衝撃的なニュースが・・・

2023年2月6日に起きた「トルコ大地震」マグニチュード7.8。震度は5弱～6弱。

死者は8日までに計7800人超。

東日本大震災が、マグニチュード9。震度6強～最大震度7。

東日本大震災のほうが、マグニチュード・震度で比べると、トルコ大地震のほうが規模は小さいですが、

建物の倒壊具合が・・・

ニュースで動画を見ましたが、なんでこんなに倒壊してしまったのか・・・

地震によって亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます

みさと不動産プラス株式会社一同

トルコは、日本と同様に、比較的地震が多い国ではあります。

1999年のイズミット大地震で耐震基準が強化されたものの、その基準を満たしていない鉄筋コンクリートの建物が未だにたくさん現存しているみたいです。

しかし、トルコの一般的な建物は、ヨーロッパの建築の影響を受けており「組積構造」で作られています。

組積構造…石、れんが、コンクリートブロックなどを接着しながら積み上げてる構造

2004年から新築する建物の耐震基準が変更され、鉄筋を入れたうえで組積構造をしている物件もあるようですが、それより前の建物は、手つかずのままのようです。

日本の耐震基準は、1981年6月の建築基準法改正を境に、

それより前の耐震基準を「旧耐震」

それ以降の耐震基準を「新耐震」と呼ばれています。

旧耐震基準では、「震度５程度の地震に耐え得る住宅」

といていた規定を、

新耐震基準では、「震度６強以上の地震で倒れない住宅」

に変更されました。

現行の建築基準法（新耐震）に沿って建てられたマンションは、

震度５弱程度であればほぼ損傷がなく、

震度６強から震度７程度でも倒壊・崩壊しなにい強さで建てられています。

日本では、2000年に制定された住宅品質確保法により耐震等級が決められています。

耐震等級1が新耐震基準を満たしている

耐震等級2は耐震等級1の1.25倍

耐震等級3は1.5倍

の耐震性能が備わっていることを表示しています。

地震大国日本ならではの耐震基準かもしれませんが、

マイホーム購入時には参考にしていただければと思います。

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