【みさと不動産プラス知っトク情報】最近よく耳にする“ウッドショック”とは？

こんにちは、みさと不動産プラスの中原です。

2021年に入ってから、「住宅用の木材不足」と「木材の高騰」が問題となっています。

特に2021年4月以降、木材の高騰が特に顕著ですね。

このあたりから「ウッドショック」という言葉が使われるようになりましたね。

お付き合いのあるハウスメーカーさんも、発注が１ヵ月（へたすれば1週間単位で）ずれるだけで、資材価格がかなり変わると言っておりました。

木材の高騰が注文住宅の購入にどのような影響を与えるのか？

新築戸建等の販売価格にどのように影響されるのか？

土地の売却を考えている方にも影響が・・・

不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

このブログで詳しく解説します！

◆アメリカや、中国で住宅需要・木材需要が急増

これは、日本国内でもそうですが、

世界各国で、新型コロナウィルス感染拡大によって在宅勤務が増えたこと。

人口の密集する都市部から郊外への引越しを希望する方が増えたこと。

特にアメリカでは、ゼロ金利政策の導入により住宅ローンの金利が下がったため、多くの人が住宅を購入したことが大きな要因になっているようです。

また、中国でも新型コロナウイルス感染拡大が収束に向かってから、経済活動が活発化し不動産売買が増加傾向にあり、住宅建築が増加しているようです。

◆新型コロナウィルス感染拡大による木材輸入の縮小

木材が高騰した理由としては、住宅需要の増加だけではありません。

新型コロナウィルス感染拡大によって、輸入・輸出が寸断されたことが大きく影響しています。

感染防止のために移動が制限されました。これは木材の高騰だけでなく、それ以外のものも価格が高騰している大きな要因ではないしょうか？

◆住宅建築価格の上昇

木材が高騰しているということは、住宅建築費用も高騰するということです。

これは、注文住宅も、新築戸建も同様です。

2021年4月に入ってから、ハウスメーカー案件に関しては、土地の決済（土地の売買が完了してから木材発注になるため）のを早められないかと、相談が多くなっています。

今後、注文住宅や新築戸建の価格にどのように反映されていくのか、予測が難しいですね。

◆住宅の着工時期に遅れが生じる

木材の高騰＝木材不足ですので、木材がなければ着工することができません。

また、木材の種類によっては入手が難しくなっており、希望の木材が使えず、代替え木材で依頼することになっているようです。

今は、ハウスメーカーがそれぞれ工夫を凝らして対応策を練っておりますが、今後、着工時期や納期にある程度の影響を及ぼすのは間違いないでしょう。

以下資料は、

各社の木材仕入れ状況が記事になっておりましたので、ご参照ください。

ウッドショックによる影響は購入者に限ったことではありません。

土地の売却を考えている方は注意が必要です。

このままウッドショックにより、住宅建築費用が高騰した場合、

どこで費用を抑えるかというと・・・

土地の購入価格に影響がでるかもしれません。

このままいくと、通常より安くなってしまうかもしれません。

若しくは、注文住宅購入希望者が木材高騰が落ち着くまで待つことも考えられ、

土地の需要は減少して、なかなか購入希望者が現れない可能性もあります。

今、土地の売却をご検討されている方は、

早めに売却契約を結ぶという選択肢も検討すべきかと思います。

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